わらアート


わらアートって?

わらアートとは稲わらを使った大きなオブジェで、マンモスや恐竜など様々なモチーフを用いています。 若林区は津波により甚大な被害を受けましたが、多くの方々の努力によって再びお米が収穫できるようになりました。 わらアートには再開した田んぼの稲わらを使っています。 つまり田畑の「復興」のシンボルであり、同時にわらそのものは「農村」「農村文化」のシンボルです。 そのような意味を込めてわらアートを制作して、多くの人を呼び込み、若林区の魅力を発信し、地域の活性化を目的として行っています。

2015年は、地下鉄東西線開業を記念して若林区まちづくり協議会と協力し、荒井駅や卸町駅にマンモス(高さ5メートル)やトリケラトプス(全長6メートル)などを制作しました。 2016年は前年から継続した取り組みとして若林区まちづくり協議会のもとに「わくわくドキドキ5感で楽しむ若林実行委員会」が作られ、ReRootsも参加して、若林区の恒例行事になるように努力しています。 設置場所も、被災からリニューアルオープンした仙台市農業園芸センターで行い、地域の方々からも大きな反響がありました。 今後はよりいっそう地域に根付かせ、地域の方々と共同で制作していこうと考えています。