七郷紹介


私たちは七郷地区のうち、被害の大きかった笹屋敷・神屋敷・荒浜・藤田の4地域で活動しています。 七郷地区は水田が多く、また兼業農家が多いのが特徴です。 笹屋敷では、昔れんこん栽培や淡水漁業がおこなわれてきた大沼、荒浜にはシジミが豊富に収穫できた貞山堀といった豊かな水資源があり、これらは地域の生活の一部となっていました。 また藤田地区には、過去に東北地方太平洋側で発生した地震に伴う大津波を伝承する「浪分神社」があり、地域では現在も津波に関する教訓が継承されています。

これらの地域の現地再建の状況としては、荒浜は居住禁止区域に指定され全戸集団移転、笹屋敷・神屋敷は9割が現地再建しています。 藤田は東部道路の東側・西側では被害に大きな差がありましたが、ほとんどが現地再建しています。

仙台市農業園芸センターは、津波によって非常に大きな被害を受けて一時は全面休園していましたが、2013年5月、農業再生に向けた支援拠点施設として再整備することが決定され、2016年にリニューアルオープンしました。

↓浪分神社↓