六郷紹介


六郷東部地区は三本塚・二木・種次・井土・藤塚の5集落からなり、主に畑作がさかんな地域です。 のどかな農村風景が広がっているこの地域には、400年以上の長い歴史の中で、豊かな自然とともに独特の文化や伝統が培われてきました。 子供は松林や川、浜で遊び、大人は農作業を行い、さらに神社では盛大な祭りが開かれ、小学校では集落対抗の学区民運動会が行われるなど、農業や自然を中心とした生活が営まれていました。 そんな六郷東部地区も震災によって田畑や松林が被害を受け、景色が一変してしまいました。

農地の復旧作業はほとんど完了し営農が再開されたものの、井土地区の一部と藤塚地区が災害危険区域に指定され居住が不可能となり、他の地区でも少子高齢化が深刻化するなど、人々のつながりや文化・伝統の存続が課題となっています。 また、地域の中心であった東六郷小学校も児童数の減少から平成28年度で閉校し、今後の地域コミュニティへの影響が懸念されています。

↓六郷の田園風景↓